アルコール依存性の家族は、主語がなくなる。
2年前、夫が初めてアルコール依存性だと分かった頃、
私の言葉には『主語』がなかった。
私の言葉には主語がなく、
常に夫の飲酒が不安で、
専業主婦の自分の無力さを感じ、
夫には裏切られたと思い、悲しくて。
ある時、私がカラオケに行った時
自分が何を歌いたいからわからず、
デンモクの前で石のように固まってしまったことがあった。
ヒトカラ大好きで、3時間ぶっ通しで歌えるくらい、私はカラオケが大好きだった私が、
自分が歌いたいのか分からないなんて、、
さすがに私自身、自分の異変に気付かざるを得ませんでした。
その後落ち着いてから、ヒトカラに行った時
自分が今歌いたい歌を
歌えた時は 選択できた時は
涙が出たなあ、、、
今もまだ、モンスターは近くにいるけど
自分を守りながら
楽しく過ごしたい。