夫氏は、アルコール依存性。

結婚四年目のアラサー夫婦。アルコール依存性の夫、回復への道を妻目線でツラツラと。

アルコール依存性の家族は、主語がなくなる。

2年前、夫が初めてアルコール依存性だと分かった頃、
私の言葉には『主語』がなかった。


私の言葉には主語がなく、
常に夫の飲酒が不安で、
専業主婦の自分の無力さを感じ、
夫には裏切られたと思い、悲しくて。



ある時、私がカラオケに行った時
自分が何を歌いたいからわからず、
デンモクの前で石のように固まってしまったことがあった。



ヒトカラ大好きで、3時間ぶっ通しで歌えるくらい、私はカラオケが大好きだった私が、

自分が歌いたいのか分からないなんて、、





さすがに私自身、自分の異変に気付かざるを得ませんでした。



その後落ち着いてから、ヒトカラに行った時
自分が今歌いたい歌を
歌えた時は 選択できた時は
涙が出たなあ、、、



今もまだ、モンスターは近くにいるけど
自分を守りながら
楽しく過ごしたい。

すきなもの。

松本穂香ちゃん。
アンニュイな表情が可愛い


フジファブリック 若者のすべて
胸が締め付けられる、夏の終わりの、後ろ髪引かれるような寂しい匂いがする


お寿司。
リッチな気分になるし、生物最高!


肉刺し、馬刺し
生最高。脂が口でとろけるぜ!




旦那さんのムチムチボディ。
マシュマロボディ



フランスパンをオリーブオイルと岩塩につけて食べる。
一生食べられる



夜中のはしご寿司。
背徳感がたまらない 1軒目より高くつくけど









すきなところをわすれない
じぶんを、みうしなわない

【アルコール依存性治療開始】

私が家を2日開けている間に、
夫氏は警察からの二度目の保護を受けていた。

深夜2時。

翌日の就職試験に備え、ホテルで寝ていたところ

見知らぬ電話番号により叩き起こされる。

半ギレで出たら聞き覚えのあるセリフ。

「○○さんの奥さんですか?警察ですが。」


そう、二度目の保護でありました。






一度目は、会社の飲み会後、帰り道
道路で寝ていたところを警察より保護される。
それをきっかけに、夫婦仲は一時悪化。


私は夫に暴力を振るってしまったり、
疑心暗鬼に。

そして自分が怖くなり、夫をアルコール治療専門病院へ受診させた経緯がある。
その際、夫にアルコール依存性の診断が下った。
本来であれば3カ月の入院をしなければならなかったが、仕事を理由にと、
お互い、すぐやめられると思い、
病院まで遠いことも言い訳に、
入院も通院もしなかった(猛省)。


警察の世話になったことで反省したはずだし、もうしないだろうと高をくくっていた。
飲み会の時だけ節酒して、普段は禁酒を約束していた。本当に最悪なやり方だ。


そして二度目の警察へのご厄介‥



お互い自分自身にも未来にも絶望を感じ、
本日より夫は入院しております。

ツラツラと追記していきたいと思います。

縁がなきゃ

被災地の丘で、海を見下ろすこの瞬間も

絶対やりたくないと 避けてきた仕事も


天変地異が起こったかのように
ある日突然、「始まる」瞬間がある。



テレビの前で 横目で見ていた被災地の風景を
写真で撮りたくなったり

避けてきた代わりにしていた仕事が、
結局は やりたくなかった仕事のための
踏み台になっていたり


手のひらの上で踊らされているようで
癪ではあるけど

嫌いじゃない

転勤なんて制度、夫婦仲を悪くさせる元凶じゃないか。

先日、待ちに待った夫の辞令が下されました。
結末としては、また残留が決まりました。
この大嫌いな街で。


大嫌いになったのは、引っ越し初日の出来事がきっかけでした。
3年前、復興関係で
ある街に引っ越してきた我が家。

それは10月末で、西日本出身の私には
12月の気温くらい肌寒く感じました。

西日本では10月末なら、カーディガン1枚羽織ればOK。

でも、この土地にはダウンが欲しい、、


引っ越し荷物の山を漁り、
近くにあったダッフルコートをとりあえず羽織り

夫と、新しい土地の居酒屋さんへ。
おそらく、寒いだけじゃなく、
私は体調が悪かった。


居酒屋に入ると、
その居酒屋にいる見ず知らずの客に

「服持ってないのかよ」と
笑われた。

たしかに10月末にダッフルコートは
クレイジーだけど
すっごく気分が悪くなって
そこから、この街が心底嫌いになった。

ただでさえ、前住んでいた場所が気に入っていたのに、こんな陸の孤島みたいなとこに
嫌々来て
この仕打ちかよ…


それからも、この街では色々と嫌なことがあった。市民性的な意味で。
一方で、仲良くしてくれる好きな人たちもできた。

だが、私はこの街が未だにどうしても好きになれない。


だから、3年我慢すれば脱出できると思っていた希望を、
今回の辞令で踏みにじられた気分だった。

そのことで、夫と話し合い
夫が転職する話も出ている。




やりがいのある仕事は尊いと思う。
だが、やる気のない人たちの尻拭いをするために、なんで私たちが迷惑を被らなければいけないんだろう。

私の目から見ると、やる気のない他力本願な人達が、丸投げして
助けを乞うようにしかみえないんだが。

そんな人たちに、仕事の計画においても振り回されて、こちとら更にこんな街にいなければいけなくなって

益々この街が嫌いになる。


本当に滅びればよかったのに、と
好きな人たちのことを忘れて
願いそうにさえなる。


こんな気持ちで、転勤先で
呪いをかけ続ける妻もいて、
そんな妻の溜息を、悲しい顔で聞き、
転職サイトに登録する夫もいる。



これだけ嫌な街に飛ばすならば、
こんだけ不便で魅力のない街に飛ばすならば

慰謝料ならぬ、手当を20万くらいつけてくれ。

それがあるなら、わたしはまだ頑張れる。


金ももらえないのに、こんな大嫌いな土地で
私は後何年頑張ればいいかもわからないのに

頑張れっていうんだろう。

万能感は悪なのか。

先日、自分の悩みを拗らせ過ぎて
ついにそのままのキーワードで
ググってしまった。

「なんの仕事に就けばいいか、分からない」


意外にも、同じ悩みを持つ方が
たくさんおりました。

その中でも目を引いたのは、

26歳、高卒フリーター。何になろう。医者か教育者か、etc...

どうやら、実家はお金持ちだから大学費用や
留学費用は援助してもらえるよう。

私から見たら、高卒だとしても
26歳なら何にだってなれる気がした。
30歳で医者になった僕、っていうドラマもあったし。


しかし、それに対するコメントは、
批判ばかりだった。

「乳幼児の万能感が抜けきれていない」
「高卒っていう事実を受け入れろ」
「その仕事じゃせいぜい、◯◯(職業)くらいしかなれない」







だぁかぁらぁ!なんで!やってもいないことを、そんな断定的に言えるの!!!!


少なくとも、頑張れば
医学部には入れるかもしれない。

某国家公務員なら、フリーター上がりもいたって聞いたし、なれるかも。

看護師なら、学校へいけばなれる。




自分の知識だけで、そう簡単に否定しないで。

同じ悩みを抱えてる私だからこそ、
自分も一緒に否定されたような気分になって、
とても悲しかった。


確かに、万能感は本来成長と共に
失われていくべきものだけど、
失い過ぎて悪いことなんてあるの?

夢くらい見ちゃダメなのかな

多分、結婚しなければ栄養失調だった

夫氏が、出張から帰ってきた。
ようやく、わたしは栄養失調から抜け出せた。

夫氏がいなかった、この数日、
わたしはずっとバナナを食べていた。
猿のごとく、バナナだけを食べていた。

ちなみに、冷蔵庫には、作り置きおかずが
たんまりあった。


そんな中、わたしはずっとバナナを(ry



だって、剥いたらすぐ食べられるし、
洗い物もないし、腹にたまる。

とても効率の良い食事だと思ったのです。

そもそも、「食べる」という一連の流れって、
すっごくエネルギーを使いませんか。

食材を買出し、調理、食器洗い、
最後に咀嚼からの消化。


最後の最後まで、体力を持っていかれるから、
せめて、食べるまでの調理過程は
カットして、体力温存したい。

そして、仮に食べたとしても、
自分が作ったものを自分が食べる作業に対して、

例えは悪いけど、
排便のような、非生産性すら感じる。

こんな思考の持ち主だから、きっと
結婚していなければ、栄養失調を起こしていた気がする。


夫が帰ってきた今は、嫌いな
料理での「手間」や「疲労」でさえ、

相手からの労いの言葉や笑顔によって

三者からの「評価」を貰えるから
頑張れる。


自分が食べたって、主観的な意見でしかないからなんの意味もない。

客観的な評価こそ、全ての行動の原動力になり得るんだと思った。