夫氏は、アルコール依存性。

結婚四年目のアラサー夫婦。アルコール依存性の夫、回復への道を妻目線でツラツラと。

転勤なんて制度、夫婦仲を悪くさせる元凶じゃないか。

先日、待ちに待った夫の辞令が下されました。
結末としては、また残留が決まりました。
この大嫌いな街で。


大嫌いになったのは、引っ越し初日の出来事がきっかけでした。
3年前、復興関係で
ある街に引っ越してきた我が家。

それは10月末で、西日本出身の私には
12月の気温くらい肌寒く感じました。

西日本では10月末なら、カーディガン1枚羽織ればOK。

でも、この土地にはダウンが欲しい、、


引っ越し荷物の山を漁り、
近くにあったダッフルコートをとりあえず羽織り

夫と、新しい土地の居酒屋さんへ。
おそらく、寒いだけじゃなく、
私は体調が悪かった。


居酒屋に入ると、
その居酒屋にいる見ず知らずの客に

「服持ってないのかよ」と
笑われた。

たしかに10月末にダッフルコートは
クレイジーだけど
すっごく気分が悪くなって
そこから、この街が心底嫌いになった。

ただでさえ、前住んでいた場所が気に入っていたのに、こんな陸の孤島みたいなとこに
嫌々来て
この仕打ちかよ…


それからも、この街では色々と嫌なことがあった。市民性的な意味で。
一方で、仲良くしてくれる好きな人たちもできた。

だが、私はこの街が未だにどうしても好きになれない。


だから、3年我慢すれば脱出できると思っていた希望を、
今回の辞令で踏みにじられた気分だった。

そのことで、夫と話し合い
夫が転職する話も出ている。




やりがいのある仕事は尊いと思う。
だが、やる気のない人たちの尻拭いをするために、なんで私たちが迷惑を被らなければいけないんだろう。

私の目から見ると、やる気のない他力本願な人達が、丸投げして
助けを乞うようにしかみえないんだが。

そんな人たちに、仕事の計画においても振り回されて、こちとら更にこんな街にいなければいけなくなって

益々この街が嫌いになる。


本当に滅びればよかったのに、と
好きな人たちのことを忘れて
願いそうにさえなる。


こんな気持ちで、転勤先で
呪いをかけ続ける妻もいて、
そんな妻の溜息を、悲しい顔で聞き、
転職サイトに登録する夫もいる。



これだけ嫌な街に飛ばすならば、
こんだけ不便で魅力のない街に飛ばすならば

慰謝料ならぬ、手当を20万くらいつけてくれ。

それがあるなら、わたしはまだ頑張れる。


金ももらえないのに、こんな大嫌いな土地で
私は後何年頑張ればいいかもわからないのに

頑張れっていうんだろう。